気ままに英語あそび

「なぜこういう英語表現になるの?」納得するまで気ままに考えたい! 効率重視の時代に逆行する英語学習ブログ

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We’re looking to him to help improve sales figures. ってどんな意味?【句動詞表現#18】

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こんにちは、風邪気味のねこらいたーです(= ̄ω ̄=)ゴホッ...

 

今回のテーマは句動詞look to~について。

 

分かりやすい表現ですのでサクッと覚えてしまいましょう。 

 

 

 

初めての方へ

当ブログでは、いわゆる前置詞と空間を表す副詞をまとめて方位詞と呼んでいます。詳しくは以下の記事を参照ください。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

また、このブログでは、句動詞を紹介するときに、その目的語の位置を次のようにパターン化してご紹介しています。

 

①:割り込み型

動詞と方位詞を必ず離してその間に目的語を割り込ませるパターン。目的語と方位詞の位置を入れ替えることはできません

 

例)get my meaning across 「言いたいことを理解させる」

 

②:後置型

必ず方位詞の直後に目的語を置くパターン

 

例1)get up a ladder 「ハシゴを登る」

例2)get up to London「ロンドンに行く」

 

③:後置型

方位詞の直後に目的語を置くのが普通なパターン。パターン②ほど目的語の位置は絶対的ではないので「”後置型」としてあります。

 

例)put on weight 「体重が増える」

 

④:入れ替え可能型

文字通り方向詞と目的語を入れ替えできるパターン

 

例)put the coat on(またはon the coat) 「上着を着る」

 

⑤:不要型

いわゆる「自動詞+副詞」のパターンこのパターンでは、意味を成立させるのに的語を必要としません

 

例)break up「(関係・友情などが)終わる」

 

【句動詞表現#2】では、さらに細かく考察しています。より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

 

lookとtoのコアイメージは?

lookのコアイメージ

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              ↑lookのコアイメージ

 

「意識して視線を向ける」がコアイメージです。ポイントは「意識して」という点。「何かが視界に入る」というのがコアイメージのseeと対比すると分かり易いです(下図参照)。 

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                                                   ↑seeのコアイメージ

 

seeは視界に入ってくるものを全体的に何となく見ている感じなので視野はかなり広いですが、lookの場合には特定の人や物あるいは方向を意識するためseeと比べるとその視野は狭くなっています

 

toのコアイメージ

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 toのコアイメージは「何かに向かっていき、最終的にそこに到達する」です。こちらはforと対比すると分かり易いです。forは方向しか表さないので、I went for the station.といえば「駅の方に向かった」という意味になるだけで、駅に到達したという意味はありません。一方で、I went to the station.といえば駅に向かっただけでなく、そこに到達したという意味まで含みます。

 

look toのコアイメージ

今度は、lookとtoを合わせたlook toのコアイメージを見てみましょう。

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               ↑look toのコアイメージ

 

「あれ?lookのイメージと同じ?」と思われるかもしれませんね。これは私ねこらいたーの手抜きというわけではなく、実際lookとlook toのイメージはほぼ同じと考えてOKなので、こうなっています。

 

具体的に言いますと、look toは、特定の人や物だけを注視しているわけではなくその周囲まで含めて見ている感じです。

 

これはlook atと見比べてみると分かりやすいですね。look atの場合には、ある特定の人や物に意識がいっているためlook toよりも視野が狭くなります(下図)。f:id:a5ganbaruzoi:20181115140558p:plain

               ↑look atのコアイメージ

 

 

1.Tom looked to me as if to say he had no money with him.

意味:トムは、お金の持ち合わせがないと言わんばかりに、こっちを向いた

目的語パターン:後置型

 

このlook toは「~の方を見る」の意。as if to doは「まるで~するかのように」という意味でこのまま覚えてもOKです。あえて見出しの例文を補うならas if he were going to say....またはas if he were to say.....あたりでしょうか。

 

この例文は、look toのコアイメージそのままですね!

 

1つ付け加えるとすれば、次のように時間的な方角についても用いられます。

 

We need to look to the future.

「未来を見据える必要があります」

 

この場合の「見る」は実質的には「意識を向ける、考える」といった意味ですね。

 

 

2.The hotel looks to the east.

意味:そのホテルは東向きだ

目的語パターン:後置型

 

このlook toは「(物や場所)が~の方角に向いている」の意。

 

これは主語が人以外になっただけで、例文1.の意味を延長・拡大したものです。

 

 

3.We’re looking to him to help improve sales figures.

意味:彼が売り上げアップに手を貸してくれるのではないかと期待している

目的語パターン:後置型

 

これが記事タイトル。このlook toは「~を当てにする;~に期待する」の意で、不定詞または「for+名詞」を伴うことが多いです。

 

forを伴う場合は次のようになります。

 

They're looking to me for help.

「彼らは私の援助を当てにしている」

 

この意味と本来の意味とのつながりに関しては、子供が親の方を向いている場面を思い浮かべればいいでしょう。子供が何も言わなくとも、不安そうな顔でこちらを見ていれば、何か困ったことがあったんだなぁって親は思いますよね。つまり、子どもは親を頼っているわけです。

 

 

4.Look to your health.

意味:健康に気を付けて

目的パターン:後置型

 

このlook toは「~に注意する、気を付ける」の意。

 

ある方向に意識的に視線を向けるということは、何かに気を配るということでもありますから、この意味が派生するのも納得です。 

 

 

 

 

 

 

 さて、いかがでしたか?

 

今回は楽勝な内容だったと思います。

 

では、また。

 

 

 

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