気ままに英語あそび

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be got up as VTubers ってどんな意味?【句動詞表現#6】

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こんにちは、ねこらいたーです(= ̄ω ̄=) 

 

今回のテーマはget somebody up as[in] somethingについて。

 

意味については、上の画像から想像がついてしまうかもしれませんね。

 

 

初めての方へ

当ブログでは、いわゆる前置詞と空間を表す副詞をまとめて方位詞と呼んでいます。詳しくは以下の記事を参照ください。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

また、このブログでは、句動詞を紹介するときに、その目的語の位置を次のようにパターン化してご紹介しています。

 

①:割り込み型

動詞と方位詞を必ず離してその間に目的語を割り込ませるパターン。目的語と方位詞の位置を入れ替えることはできません

 

例)get my meaning across 「言いたいことを理解させる」

 

②:後置型

必ず方位詞の直後に目的語を置くパターン

 

例1)get up a ladder 「ハシゴを登る」

例2)get up to London「ロンドンに行く」

 

③:後置型

方位詞の直後に目的語を置くのが普通なパターン。パターン②ほど目的語の位置は絶対的ではないので「”後置型」としてあります。

 

例)put on weight 「体重が増える」

 

④:入れ替え可能型

文字通り方向詞と目的語を入れ替えできるパターン

 

例)put the coat on(またはon the coat) 「上着を着る」

 

⑤:不要型

いわゆる「自動詞+副詞」のパターンこのパターンでは、意味を成立させるのに的語を必要としません

 

例)break up「(関係・友情などが)終わる」

 

【句動詞表現#2】では、さらに細かく考察しています。より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

 

 

 今回の方位詞UPのイメージは?

【なるほど英語#1】でご紹介したように、方位詞UPのコアイメージは「上方に」です。

 

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そこから、質的な上昇のニュアンスが生まれて、「完全に、完結した状態に」といったイメージも含むようになりました。つまり、どんなに勢いのある成長でもいつかは頭打ちになるように上昇には終わりがあり、終わりということはつまり完璧ということでもあるという連想が働いています。

 

例えば、次の表現は皆このイメージです。

 

例1)clean up the room 「その部屋をきれいにする」

例2)finish it up  「それをすませておく」

例3)make up 「化粧する」

 

今回取り上げる表現にある方位詞UPも、これらと同じイメージと考えてください。

 

 

1.She got herself up in a showy dress.

意味:彼女は派手なドレスを着てめかしこんだ

目的語パターン:割り込み型

 

元々はget somebody up in something(「~を着させて(人)を飾り立てた格好にさせる」)という形で、目的語がoneselfになると見出しの例文のような意味になります。

 

目的語パターンからしてSVOCとして考えるのが良いので、

 

herselfをupの状態にさせる⇒herselfを質的に上昇させる⇒herselfを良くして完成させる

 

といった感じになります。さらにこの場合には、herselfを良くして完成させたその結果としてin a showy dressつまり派手なドレスを着ているというように考えればOKでしょう。

 

注意点としては、この表現には年齢や顔などにそぐわない服装をさせる(orする)というニュアンスがあることが挙げられます。この表現を用いるときはよく注意してください。

 

また、次のように受身形も用いられます。

 

例)Tom is got up in a red suit.

  「トムは赤いスーツでめかしこんでいる」

 

なお、今回の見出しの例文ではどちらもupとin(またはas)の2つの方位詞がありますが、このように2つの方位詞が直近になる場合、後ろにある方位詞は前置詞として用いられるのがほとんどであるため、こういう場合の「目的語パターン」は前にある方位詞についての情報と見なしてください。

 

 

2. They're all got up as VTubers.

意味:彼らは皆、Vチューバーのコスプレをしています

目的語パターン:(受身形なので目的語なし)

 

これが記事タイトルの表現。こちらも本来はget somebody up as something(「(人)を~に扮した格好にさせる」)という形で、これを受身形にしたものが見出しの例文。「~に扮する」というのは、要は「コスプレをする」ということです。なお、受身形ではなく本来の形で用いる場合には、目的語パターンは例文1.と同じ割り込み型になります。

 

こちらも例文1.と同様に、質的に上昇させて完成させた結果Vチューバーの格好をしていると考えればOKです。

 

ところで、最近流行りのVチューバー(ヴァーチャル・ユーチューバーの略)ですが、皆さんご存知でしょうか?英語ではそのままVTuberといったり、avatar You Tuberといったりするようです。日本語でも「アバター」などと言いますから分かりやすいですね^^

 

さて、さきの例文1.との違いはinasだけですが、意味としてはかなり異なっているので要注意です。これに関連して、例文1.のin以下では実際に身に着けているものが目的語になっている一方で、この例文2.のas以下では人物・動物・空想上の存在などが目的語となっている点も注目です。

 

例文2.のasは、as if SV(「まるでSがVするかのように」)に近いイメージだと考えておけば混乱しないでしょう。

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

例文2.の表現はHalloweenの仮装でも使えますね!参加される方は羽目を外しすぎない程度に楽しんでください。

 

今回はここまでです。

 

 

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