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get a building upってどんな意味?~他動詞用法のget upその2~【句動詞表現#4】

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どうも、ねこらいたーです(= ̄ω ̄=)

 

今回はget up(他動詞用法)のつづきとなります。

 

タイトルのget a building upの意味ですが、前回の記事を読まれた方ならもうお分かりかもしれませんね^^

 

 

 

初めての方へ

当ブログでは、いわゆる前置詞と空間を表す副詞をまとめて方位詞と呼んでいます。詳しくは以下の記事を参照ください。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

また、このブログでは、句動詞を紹介するときに、その目的語の位置を次のようにパターン化してご紹介しています。

 

①:割り込み型

動詞と方位詞を必ず離してその間に目的語を割り込ませるパターン。目的語と方位詞の位置を入れ替えることはできません

 

例)get my meaning across 「言いたいことを理解させる」

 

②:後置型

必ず方位詞の直後に目的語を置くパターン

 

例1)get up a ladder 「ハシゴを登る」

例2)get up to London「ロンドンに行く」

 

③:後置型

方位詞の直後に目的語を置くのが普通なパターン。パターン②ほど目的語の位置は絶対的ではないので「”後置型」としてあります。

 

例)put on weight 「体重が増える」

 

④:入れ替え可能型

文字通り方向詞と目的語を入れ替えできるパターン

 

例)put the coat on(またはon the coat) 「上着を着る」

 

⑤:不要型

いわゆる「自動詞+副詞」のパターンこのパターンでは、意味を成立させるのに的語を必要としません

 

例)break up「(関係・友情などが)終わる」

 

【句動詞表現#2】では、さらに細かく考察しています。より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

 

 

1. We got the huge building up in only one year.

 意味:わずか一年であの巨大ビルを建てました

目的語パターン:割り込み型

 

さっそくタイトル回収。このget upの意味は「(もの)を立てる、(建物など)を建てる」となります。今回の例文1.は、前回の【句動詞表現#3】でご紹介した例文1.・例文2.の仲間と考えてOKです。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

というのも、前回の例文1.と2.は物理的に何かを立てるということですが、一方で前回の例文3.~5.は抽象的にあるいは比喩的に何かを立てるということだからです。

 

また、物理的に何かを立てる場合にはSVOCが意識されるので、目的語の位置は割り込み型になりますが、抽象的・比喩的に何かを立てる場合にはSVOCの意識が薄れるため、入れ替え可能型準後置型になるという点も注目ポイント。後者の場合にSVOCの意識が薄れるのは、恐らく「何かを立てる様子」が視覚的に認識しにくいからでしょう。

 

 

2.Don't get your hopes up.

 意味:期待しないで

目的語パターン:割り込み型

 

この場合、get upは「希望を高くもつ」「期待する」の意。

 

考え方としては、

 

希望を上げる⇒希望を高くする⇒希望を高くもつ、または期待する

 

という流れを思い浮かべれば分かりやすいですね。

 

注意点は、この意味用法での目的語はhopesのみということ。hopeではなくhopes複数形になっている点も要チェックです。希望を高くもつということは、希望を膨らませるということ。つまり、様々な種類の希望を抱くことです。複数形hopesとなっているのはこういったイメージがあると考えられますね。

 

また、例文1.での推測に従えば、これは抽象的・比喩的に何かを立てるということに分類されるので第5文型の意識は薄れてSVCOになるはずですが、実際にはSVOCになっているというのはなかなか興味深いところです。

 

 

3.Can you get the box up onto the roof?

意味:その箱、屋根まで運んでくれる?

目的語パターン:割り込み型

 

 「(もの・人)を上方向に運ぶ、移動させる」というのがこのget upの意味。

 

 見出しの例文の場合には方位詞upは副詞となっていますが、次のように前置詞としても用いられます。

 

例)Could you get my bags up the hill?

  「坂の上まで荷物を運んでもらえますか?」

 

なお、見出しの例文中のget...up onto the roofをget...up the roofと変えた場合の意味の違いについては【句動詞表現#1】の 『③get up on the horseのget upと⑥get up ~との違いは?』の項目を参照ください。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

 

4.How are you going to get this up to York?

意味:これ、どうやってヨークまで持っていくつもり?

目的語パターン:割り込み型

 

例文3.の発展バージョン。この方位詞upは、上は上でも「地図・地球儀の上側」つまり北上することを意味しています。したがって意味は「(もの・人)をより北の場所に運ぶ、移動させる」となりますね。

 

お気づきの方もいると思いますが、これは【句動詞表現#1】で扱ったget up to <場所>の他動詞バージョンです。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

今回は少しカンタンだったかもしれませんね。

 

では、また。

 

 

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