気ままに英語あそび

「なぜこういう英語表現になるの?」納得するまで気ままに考えたい! 効率重視の時代に逆行する英語学習ブログ

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本ブログでの句動詞の扱い

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どーも、ねこらいたーです (= ̄ω ̄=) 

 

慣用表現に関する用語って、似たものが多いですよね。句動詞、群動詞、成句、慣用句、熟語、イディオムなどなど。どれも何となく使ってしまいますが、実は人によって区分が異なっていたりします。

 

 そこで、今回は、このブログで扱う句動詞の区分を明確にするために定義をしておこうと思います。

 

 

 

句動詞

本ブログでいう「句動詞」というのは、動詞と方位詞のみで構成されるまとまりのことで、ふつうは2語から3語で構成されています(方位詞については(以下の記事を参照ください)。

 

eigogakushu.hatenablog.jp

 

また、句動詞で用いられる動詞はget, do, give, takeなどの基本動詞が大半を占めます。例えば、次のようなものが句動詞に当てはまります。

 

例)take off / give up / get back / make up / put out / get into / care for / hear of / see off / let down 

 

 

成句

動詞と方位詞以外のもの、例えば名詞・代名詞・形容詞などが含まれているような表現あるいは動詞・方位詞のどちらかが欠けている表現は(当ブログでは)句動詞とは呼びません。代わりとして、これらは成句と呼ぶことにします。例えば次のようなものが成句です。

 

例)take part in / make clear / make it / take care of / pay attention to / catch sight of / in public / under consideration / in spite of

 

 

語法・コロケーション

 一般に、句動詞とは字面通りの意味からかけ離れた意味を持つものとされています。したがって本ブログにおいても、動詞と方位詞から構成されてはいるものの字面通りの意味用法しかないような表現句動詞からは除外します。これらは、語法あるいはコロケーションの問題と見なします。例えば、次のようなものは句動詞としては扱いません。

 

例)rob...of~/ prepare... for~ / preserve...from~ / argue with... / talk to... / depend on... 

 

 

決まり文句

英語表現の中には単語数に関係なく文として成立している固定的な表現がありますが、これら決まり文句と呼ぶことにします。ただし、句動詞がそのまま決まり文句になっている場合には、句動詞として扱います。例えば、次のようなものが決まり文句です。

 

例)After you. / You got it. / I got it. / I'm all ears. / Certainly not. / Good morning. / Who cares?

 

 

慣用表現

 上記の句動詞、成句、決まり文句を全て含めた用語として扱います。

 

 

 

今回はここまでです。

 

 

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